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「Q,ブーツは筒状の…?」
20070630222519.jpg


「キンキー・ブーツ」ジュリアン・ジャロルド 2005


ンタルビデオのパッケージには、

『フルモンティ』以来のイギリスコメディー!!

とありました


確かに、フルモンティはそこまで面白くはなかったと記憶しています

コメディなんてあまり観ないので新鮮なのとともに

判断基準がないのですが

まぁ、敢えて面白さを測るのならば

この間あたしが体験した“フルーツフェスタ事件”くらいには

面白かったです


何ですか、“フルーツフェスタ事件”て





確かにずっと疑問でした

ドラァグクイーンの方々は靴はどうしているのだろうか、と

この映画は「実話に基づく」もので、実際に彼(女)たちの靴を

作る会社があるそうです


関係ありませんが、

先日、「ファーゴ」の冒頭に出てくる「事実に基づく云々」の触書が

嘘だと言う話を読みました

それは壮絶な話で、もう一本映画が出来てしまうほどなのですが

ここでは省きます

アメリカ人は「事実に基づく」と付いていると映画館に足を運ぶ、

というようなことが書かれていたので、へぇ、と思いました

どうやら日本人は少し真面目すぎるようです

そんなに「事実に基づく」必要はないのかも知れません




この映画は勿論、本当にドラァグクイーンの靴を

作っていた会社があってこその映画ですよ、そこんとこ大事です

真っ赤なエナメルのブーツが、紳士靴と一緒にベルトの並んで

出て来るのはとても象徴的です


劇中で、デザインを任されたドラァグクイーンのローラは

「ブーツは筒状のセックス」だと言います

成る程ねぇ

針金ほどの細いヒールに、踵から甲にかけて流れる曲線の官能美

ヒールによって重心がつま先にかかって、尻の筋肉が引き締まって

足が綺麗に見える

其れがヒールの役目だなのだそうです

スバラシイ


普通に楽しめるコメディでした

経営の傾いた紳士靴の工場と、ドラァグクイーン

なんてミスマッチ

私が今まで観たドラァグクイーンの映画は皆、彼女たちの目線の

モノでしたが、これは少し違っていて、

ダメな感じの若社長の男性と、工場の人々と、街角で、

ミラノのコレクションで、

色々な場面にいるドラァグクイーンの姿が描かれていて

其れも又、新しい感じを受けます


クライマックスの、ミラノのランウェイでパフォーマンスをする

シーンはとてもお気に入りです

モードとは近いようで酷く遠い彼女たちのショウは

果たして本当にウケるのかどうかは別として

すごく鮮やかでお洒落で目に愉しい

しかも、靴は本当に会社の作った商品のようなのでそれも考えて観ると

また感動も一塩です













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【2007/06/30 23:08】 | “K” | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
「それは愛なんですか?」
20070619234118.jpg


「キング~罪の王~」ジェームズ・マーシュ 2005

てから観たいと思っていたので、DVDがあったときにはやった!と思いました

しかし、正直に言えば、全然今の気分ではない




久しぶりに作ったカレーを食べて気が緩んだ隙に

仕方がないから見たけれど


これは余りいい評価が出来ません

なんだか、登場人物の誰にも感情移入を出来ないし

主人公の気持ちが掴むことが出来ませんでした




ネタバレしますよ、いいですか



海軍を除隊後、まだ見ぬ実の父に会いにいくけれど

其の父親は家族を持っていて、牧師として神に仕える身なので

彼を受け入れようとはしない

それから、主人公は娘へ近づいて恋人になり、二人の仲を父親に告げようとした彼女の兄を衝動的に殺してしまう

さらに、彼女は妊娠し、行方不明になった息子のために焦燥しきった実の父の家庭へと上手いこと入り込む

実の息子と主人公を迎え入れる意を固めた父の告白により

今度は何も知らずに彼を愛してきた彼女が愕然

母に堪らず打ち明けるが、その二人も殺害

二人の血で染まった腕を父の前へと広げ、「懺悔をして、天国へ」











えぇー


それでいいの?

何ナノかな、結局

彼は父から受け入れられなかったために復讐に突き進む

というようなことを紹介文などでは書かれているけれど

本当にそうなのでしょうか

じゃあ、彼女のことも本気で愛してるわけじゃなかったのかしら

怖いわ、そんな人間


そういう真意なら仕方ないのかもしれないけれど

普通に観たなら、ただ都合が悪くなったら殺すような

冷酷な人間みたいにみえてしまうけど

いいのですか、それで



父が、教会の礼拝の場で「罪の子であるから顧みなかった」という言葉のとおり

「自分は罪の子だ。どうよ

 それでも赦せるか、あんたは愛せるのか」

ていう意味のエンディングなのだろうか、と無理やり自分で結論付けてみたけれど


やっぱり無理があります

ヒロインの彼女は16歳という設定だけれどどう見ても老けているし

教会でそんなに赤裸々に家族のことを公に話す必要もないと思うけれど

お兄ちゃんは「リトル・ミス~」の男の子だし


そして何よりも、主人公に、この映画に監督の愛情が感じられない気がしてなりません


其れはきっと監督がドキュメンタリーをよく手がけていることからも

納得です

なんと、大好きなヤン・シュヴァンクマイエルの短編集を作っている人でした

くそう



だけど音楽はよかったです

時代風景にもよく合っていて

知らないけれど田舎の匂いがしてきそうです

あと、庭からゆっくりと玄関、リビングと中へ入っていくカットも

ゆっくり、静かなクライマックスで良いと思いました











【2007/06/20 00:15】 | “K” | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
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