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「哀しいカウボーイの歌が聴こえる」
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「ダウン・イン・ザ・バレー」 監督:デヴィッド・ジェイコブソン 2005

うるさい父親、いつまでも一人で眠れない13歳の弟と退屈な毎日を過ごす18歳のオクトーバー(トーブ)
ある日、友達とビーチに向かう途中のスタンドで時代遅れのカウボーイ、ハーレンと出会う
すぐに恋に落ちる二人だけど、初めは魅力的でもあったハーレンの風変わりな様子が、二人の間をギクシャクさせることに
さらに、家族間にまで不穏な空気を生み出し、やがて悲劇となる


普通のラヴストーリーかと思っていた

けれど、わりに深い話で、社会的な要素もあったり

エドワード・ノートンは、哀しくなるほど優し顔をするな、と思った

この人が、本当のところはすごく嫌な人だったら、この世の人間は誰が実際、やさしいのか

信じられなくなるような

少しぶっ飛んでいてクレイジーなキャラクターだけれど、こっそりと胸に愛着を置いていく






それから、銃がとても怖く見えた

北野映画や、それこそハーレンという男の憧れる西部劇では、それはとても格好よくみえるのに

日常に現れる銃はどうしても馴染めない

間違って組み込まれてしまった部品のよう


構えている人の心理状況が一番現れるようにも思える

持ち手の動揺やら不穏な空気やらが、真っ暗な銃口から弾よりも先に吐き出されてるかのように

トーブの父親の仕事があたしには最後までよく分からなかったけれど、銃のコレクションが趣味の父、

西部劇かぶれのハーレン、二人とも銃が好きなのに、構えた時に感じるものがまったく正反対だ

父親の方は威圧的だし、確固たる意思(娘をヘンな野郎から守るためだからね)を感じる

一方のハーレンは突発的で、危うくてまったく読めない

不穏だ


これが、「軟弱な奴は気骨のある奴に喰われるしかない」←劇中で父が弟に諭すシーンで言う台詞

アメリカという国なのかしら


あまりにもはっきりと示されていて、戸惑うし、かなしくなる



こういうストーリーって、誰も悪者ではないから切ない

誰もが

大切な人だったり何かを守るために、目の前に立ちはだかる者には銃というエゴを突きつける

アメリカだけに限らず




それにしてもオクトーバー、トーブ役の女の子が可愛くてセクシーだった

弟役はマコーレー・カルキンの7人兄弟の末っ子だったみたい







どうりで

なんだか見たような気がしたんだ



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【2007/04/28 18:01】 | “D” | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
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