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をみて歩いていなかったのでそいつに気がつかなかった




イモムシの電車に乗って着いた茂みの中に飛び出した

あたしは土砂降りの雨の中、シャンプーをしながら歩いていて、

まだ後頭部も洗っていないうちに俄か雨はやんでしまって

泡がフローラルの香りをぷんぷんさせながら首におでこに滴っていた







なんだかへんてこなやつと目が合った気がした

雑草の森の隅からおかしなピンクのウサギがおどおどしていた

お互いに目をそらさずに、あたしは近寄る

何故二匹一緒なのだといぶかしく思ってよく見てみたら、つながっていた

双子だ









「お願い捕まえないで

ボクタチは今、サーカスから逃げてきたの

団長は嫌いだよ、いじめるもの」

二人とも虚ろな目だった


「あんたたちの尻尾は?足は?どうしたの」

「団長にとられたんだ」

「意地悪な団長にとられたんだ」


あたしは泡でべたべたの手で飛び出た二つの鼻をおもいっきり掴んだ



「痛いっ!ヤメテ」

「痛いっ!ヤメテ」



聞いたこともないような奇っ怪な金切り声で叫んだ


「うるさいね、またいじめられたいの」




突風であたしの頭の泡がシャボン玉になって吹き飛んだ



双子のピンクのうさぎは相変わらずキーキーとよくわからないことを叫んでいたけれど








とにかくあたしはそいつらを連れて帰り、スリッパに使っている

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【2007/05/10 13:25】 | *nul sans interet* | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
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