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「僕を葬る」
20070518171656.jpg


「ぼくを葬る」 フランソワ・オゾン 2005


直、半分くらいうっつらうっつらしてた

だってこの前に「プロデューサーズ」観てたし眠かったわけ




なんだけど、最後の方とか

ツボにはまったのか、なんか哀しくなってきちゃった



後半、海に主人公が行くんだけど

そこがすごく哀れなんだ

哀れって言葉は違うかもしれないけれど


余命短い主人公の彼が、最後に行くのは健康的なバカンス中の人々で賑わうビーチなの

そこにひとりでバスタオルと海パンとゴーグルだけ買って

日焼けした少年とか横目で見て弱く微笑んだり

ひとりでアイスとか買って食べてみるんだけど食欲も無くてイマイチ食べられないの


もう、その、一連の行動を淡々と台詞も一切なく描いてるんだけど



悲し過ぎるの

あたしはおじさんとかが外でひとりでご飯食べてる姿とか悲しくなって嫌いなの!


なんだろう、悲しいんだけどムカツク

哀れ、その言葉に尽きる



哀れさだけのエンディングって訳じゃないよ

ただ、美しいんです

死んだか死んでないかはどっちだってよくて、

ただ、日が沈むように、花が枯れるように当たり前のように幕が自然に下りた

そんな感じ



逆を言えば、そういう演出って

いやらしいくらい悲哀に満ちてて同情を煽るようで鼻につく、って風にも取れるけど


オゾンの冷たいような日常の切り取り方をわたしは愛します


時々、意図的に登場人物の会話が聞こえないようになってる箇所があるんだけど

それって当たり前のことなんだ、って改めて気づかされた

ちょっと離れたところで密談されたら、当然自分は聞こえないし、その不透明さにイラっとする

なのに映画では何処にいても登場人物の会話は当然聞こえてくる

当たり前に傍観者でいたんだ

ちっとも自分の感覚がリアルじゃない気がしてきた












とにかく、最後がそんな類まれな秀逸さだったので

寝ぼけてたところを見直して

また

なんてそっけないんだ、この人の映画は! オー、ジーザス!

日常だしよくあるかもしれないシンプルな話だけど

力がある人にかかればこんな微妙なところをついて泣かしにかかれるのだな


あたしは映画好きとしては失格なんですが

世界のOZUなぞ、未だ拝見しておりません

なんでも、「日常の切り取り方がはんぱねぇ」らしいので

是非観なくてはいけないと思ってます





本当に近頃、いやもう半年くらい

なんか面白い設定面白い設定面白いアイデアァァァァァワワワワヮ・・・

とか、奇をてらい過ぎて煮詰まってたこの畜生に思いっきりカウンターパンチ

鼻とかメリッといっちゃうかんじで

衝撃だった

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【2006/11/20 05:04】 | “L” | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
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